昨日山中教授の記者会見をみて驚いた。学術論文がネットで不正の疑いをかけられたという。論文には不正はないが、元データ管理が不完全だったという。
私の現役時代はまだ論文の電子化がはじまっておらず、まして2流レベルでは論文を読んでくれる人も少なく、こんな問題は起こらなかった。学問の世界では国際会議での発表や英文学会誌投稿がヒノキ舞台だが、工学の場合は数式や図面の数値化で内容が明確に伝えられやすい。バイオの場合は素人ながらあいまいな表現や写真が多いらしい。友人の子息の体験談を思い出した。アメリカ留学先で、指導教授のいう方法で実験したが、言われるような成果がでなかった。先任のラテン系留学生が、教授の言うとおりのデータを捏造していたらしかった。バイオの世界では理研の事件例のようにネットが論文を振り回す時代になっているようだ。もう論文を書くこともない身にとっても、時代の変化を考えさせられる事件だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿